鎖骨骨折体験記

療養日記編(その6)

レントゲン写真
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2000.6/24(土曜日)〜6/27(火曜日)
可動域は徐々に改善. 風呂の中では,腕の重さが肩にかからないため楽. しかし,陸上だと 水平より高く腕を上げるのはキツイ. さらに上げた腕を下に下ろす時に,肩関節に引っかかりを 感じて痛い.

2000.6/28(水曜日)
通院日. 受傷から6週間
前週から鎖骨バンドを外していると言うと,医師は
「人にぶつかったりした時に危ないから,着けていた方がいいよ.」
とのこと.
でも,人とぶつかるような生活環境にいないと話して,外したままで行くことに決定.
次に医師が
「どれくらい動くようになりました?」
と言って,無造作に私の腕を持ち上げた.
とっさに腕に併せて,椅子から腰を浮かせて,事無きを得ましたが〜
人にぶつかったりした時とか言う前に あなた が一番危ない!
次の通院は2週間後の7/12.

2000.6/29(木曜日)〜7/1(土曜日)
特記事項無し

2000.7/2(日曜日)
体幹部と下半身の低強度高反復メニューで体力トレーニング開始.

2000.7/3(月曜日)〜7/11(火曜日)
左腕の可動域改善訓練は毎日継続. 肘を曲げて,腕をたたんだ状態だと,水平より上45°くらいの範囲で かなり自由に動かせるようになる. しかし,腕を伸ばした状態だと,可動域は同じくらいあるが,水平より上で の動きがスローモーションになってしまう. 左の三角筋の強化が必要. 日常生活の自由度は四十肩,五十肩の人と 同じようなものかも?
体力トレーニングなんとか2〜3日に1回ペースで持続.
他特記事項無し…と思ったけれど,一点. 7/6(木)の早朝に夢を見る. 夢の中で,順調に回復していた鎖骨が なんの前触れも無くいきなりズレた. 5/22の朝と同じ感覚で. 「痛い」ではなくて「苦しい」. 鎖骨に触わらないでも,大きくズレているのがわかる. 胸を反らせて,ズレを 戻そうとすると,骨と骨の間の摩擦が消えてしまったように,両側の骨がスルスルと動きまわってしまう. どうしても,骨がまっすぐにならずに,ズレがどんどん広がっていく…それと共に,息苦しさもどんどん増していく. で,目が覚めた. 日常の動作等で油断が出てきたことに対する,潜在意識からの警告かも?

2000.7/12(水曜日)

通院日. 受傷から8週間.
 5/24 レントゲン写真
 7/12レントゲン写真
上が受傷後1週間目5/24のレントゲン写真で,下が8週間目7/12のレントゲン写真.
骨折部位のズレ幅が随分違って見えるのは,撮影角度の違いの為. とは言え,実際にズレは小さくなってはいる.
それより,WEBの写真では判りにくいけれど,レントゲン写真を直接見ると,骨片と骨片の隙間に白い影が現れて いて,まだ薄いながら,骨が形成されているのがはっきり判って嬉しい.
次の通院は4週間後の8/9.

療養日記編 (その7)に続く…

前回分 療養日記編(その5)
そもそもの発端 事故編
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